ご活用事例

王子食品株式会社 様
  • どら焼機
  • どら焼き

王子食品株式会社 様

京都土産の新定番を目指すどら焼「ぶぶぶ」を生み出したのは、健康食品のOEM・ODMを専門としている王子食品だ。
1969年に創業し、健康食品事業を始めてから約半世紀、自社商品は持たずOEM・ODMをメインに、販売会社の陰でサプリメントなどの企画・製造を担ってきた。
観光客が激減したコロナ禍、これまでのノウハウを活かして地域を活性化しようと、2022年に製菓事業を立ち上げた。商品の第一弾として溶けないアイス「雪女スティック」を発売したところ売れ行きは好調。近年人気を集める葛アイスを寒天粉などに替え、コラーゲンとビタミンを配合した。
続く第二弾はどら焼に決まり、特製の抹茶餡とほうじ茶餡を開発。2023年秋、仕入れた皮で、PB商品として販売。好評を得てNB商品としての量産化を目指し、製造委託先を探したが、あんが硬めのためことごとく断られた。
そこで2026年、カスタマイズにより硬めのあんも充填できる当社の自動どら焼機を導入し、「ぶぶぶ」を発売。商品名は、ぶぶ漬け(お茶漬けの京都弁)の「ぶぶ」に、お茶が濃い特徴からさらに「ぶ」を足して「ぶぶぶ」とした。
製菓工場では、サプリ工場同様、安心・安全を第一に、衛生管理の設備を整え、将来の海外展開も見据えて現在、ISO22000 認証取得の準備を進めている。
多くの信頼に応えられるよう、安心・安全の理念をぶらさず、お客様の要望と時代の変化に対応し、また提案できる体制を維持しつつ、今後も若いスタッフでも自由に発想や考えを発揮して挑戦できる土壌を育んでいきたいという。

所在地:京都府京都市右京区西京極堤町39
掲載号:マスダックニュース2026年10月号

自動どら焼機(SDR-SGA-500)

これまでどら焼の生産は、他社から皮を仕入れて餡詰め作業を自社で行っていたが、菓子事業の拡大のため設備の導入を検討し、コーポレートサイトの「お問合せ」から相談。当社のどら焼機の導入実績の多さが決め手の一つとなり補助金を活用して2026年に主要工程を自動化する自動どら焼機を導入した。現在、抹茶どら焼「ぶぶぶ」の専用機として稼働している。 従来は餡詰め作業のみを2人で行っていたが、機械導入後は同じ人数で生地の焼成から中味充填までの生産が可能となり、生産能力は2倍となった。 課題であった硬い抹茶餡の充填は、内面スクリュー装置により解消された。 導入前、アプリケーションセンターでの実機を使用したテストに加え、生地の仕込み方や機械の操作説明といった手厚いサポートを評価された。 今後は生産体制と販売の強化に取り組んでいく。

  • 食べやすいφ70サイズの抹茶どら焼「ぶぶぶ」

    食べやすいφ70サイズの抹茶どら焼「ぶぶぶ」

  • 「ぶぶぶ」を生産する自動どら焼機

    「ぶぶぶ」を生産する自動どら焼機

  • 反転装置(右)と取り出し装置(左)。取り出し装置は小ぶりの製品に合わせて形状をV字にしている

    反転装置(右)と取り出し装置(左)。取り出し装置は小ぶりの製品に合わせて形状をV字にしている

  • 宇治抹茶を使用した、たっぷりのあんを絞る中味充填機

    宇治抹茶を使用した、たっぷりのあんを絞る中味充填機

  • 粘度の高い中味にも対応できる、内面スクリュー装置付きの中味充填機(※オプション)

    粘度の高い中味にも対応できる、内面スクリュー装置付きの中味充填機(※オプション)

関連情報

マスダックニュースお試し版

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