ご活用事例
- デポジッター
- カップケーキ
- フィナンシェ・マドレーヌ
深川養鶏農業協同組合 様
山口県長門市の深川養鶏農業協同組合は、県内の約8割、年間600万羽規模の肉用鶏を生産する日本有数の専門農協だ。親鶏の飼育から卵の孵化、ひなの育成、肉の処理・加工・販売まで一貫して手掛ける。山口銘菓として知られる「鶏卵せんべい」や、ソウルフードとして親しまれている唐揚げ用冷凍食品「チキンヒーロー」などのロングセラーを生み出してきた。
1948年、末永代表の祖父・治郎氏を初代組合長として、県内初の養鶏専門農協を設立。末永代表は、大学で獣医師資格を取得後、1980年代から組合運営に参画。十数年にわたり品種改良と飼育研究を重ね、2008年、49歳で組合長に就任した。
1951年には県内の卵出荷量の7割を占めるまでになり、その2年後には割れ卵や規格外の卵を活用するために『鶏卵せんべい』の製造を開始した。1968年には、第17回全国菓子大博覧会で総裁賞を受賞し、地域ブランドとしての地位を確立。以後、製造の自動化や生協向けの徳用販売によって、より広く親しまれるようになった。
製菓事業では、1970年代から受託生産を始め、1990年代には工場を移設・拡充してケーキ類など洋菓子商品も増やし、ギフト専門店などへも販路を拡大した。2025年、製菓工場の洋菓子用の生地充填機を更新。開発の余裕が生まれ、従来のロングライフ商品とは異なる手づくり感のある「たまごケーキ」を、併設する直売店「トリーネふかわ」の限定品として発売した。
組合では80周年を前に、その先の100周年を見据えて、将来構想づくりを進めている。多様化するニーズに応えながらも、歴史と信頼を土台に日々の暮らしに欠かせない食を創り続け、地域に喜びを届けていきたいという。
所在地:山口県長門市東深川1859-1
掲載号:マスダックニュース2026年9月号
デポリー(HD)
有精卵を使用した焼き菓子の生産に一口絞り機と他社機を使用していたが、老朽化が進んだことで2025年にデポリーを導入した。 現在、OEMを含め約20種もの焼き菓子を製造しており、1日のうちに4、5回製品切り換えを行っている。 課題であった液垂れによるカップの汚れは残引き設定により解消され、製品ロスが減少。歩留まりが4%向上した。 また生地に含まれているチョコチップなどの固形物も詰まることなく充填可能になった。使用面においても、部品数が少なく工具不要で分解しやすいため、清掃の時間短縮になった。さらにエアが不要になり、繋ぎ込みの手間もなくなった。 また操作部がタッチパネル化されたことで製品切り換えが容易になった。充填精度の高さなど、一口絞り機の良さを引き継ぎながらも利便性が向上したことを評価された。 デポリーを導入したことで誰が使用しても同じ品質で充填でき、開発に向けた試作をスタッフに任せられるようになった。 今後も養鶏独自の強みを活かした菓子製造をPRするため、魅力ある商品開発を継続していく。
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自社製品の焼き菓子10 種類
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マドレーヌを生産しているデポリー。 50コートの生地を一度に投入可能な35Lタンクを使用(※オプション)
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充填精度の高いピストン機構で、定量充填している
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部品点数が少なく、製品切り換え時の清掃もスムーズに行える
関連情報
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