ご活用事例
- どら焼機
- どら焼き
株式会社開運堂 様
開運堂は、長野県屈指の文化都市である松本市で142年にわたり営まれてきた老舗菓子舗だ。
初代は呉服商から転じ、1884年に創業した。二代目は、茶の湯など文化的素養を受け継ぎ、大正末期には代表銘菓「真味糖」を考案。以降、100年以上にわたり松本を代表する銘菓として親しまれてきた。三代目の先代は1959年、本店に洋菓子店「パリの五月」を開設。創業80周年を迎えた1964年には、「開運老松」を発売した。初の支店は、創業100周年の1984年に開店した「松風庵」。四代目である渡邉公志郎社長は、1998年に本店を再築。2005年には工場を安曇野の田園地帯に移し、常念岳を一望できるカフェ付き店舗「あづみの菓遊庭」を開店した。一方、社長の長女である渡邉恭子常務は、入社以来、パッケージの刷新に力を入れてきた。「これはうまい」や「ナッツロール」など主力の包装には、松本所縁の染色家、柚木沙弥郎の絵を使っている。また、2022年、和洋の売り場を統合し本店に新設した「kissa 千豆」では、小豆の煮汁を活用したコーヒーやスムージー、「真味糖」をアレンジしたガトーなどのメニューも開発。商品は現在、和洋の生菓子を含めて年間100アイテム以上を展開し、期間限定の季節菓子も30種以上ある。
代々初代、日々初日――家には先代の遺した言葉が受け継がれているそうだ。先代は80年代に残業を廃止し、社長は90年代に週休2日制を導入。従業員は現在、約80名。社内には和やかな風土が息づいている。
所在地:長野県松本市中央2-2-15
掲載号:マスダックニュース2026年2月号
全自動どら焼機(SDR-KAM)
1970年に初号機を導入してから半世紀以上、「どらやき」の生産に3,200個/時タイプの全自動どら焼機を活用している。2025年11月には約30年前の機種から4代目となる最新機に更新。入れ替え後すぐに同じ品質の製品が焼けたことを評価いただいた。また、生産に支障無く入れ替えができたことや、タッチパネル化され操作性が良くなったことも喜ばれている。「どらやき」は、長野県産の小麦粉を100%使用。一般的なサイズよりも大きく、評判のあんこがたっぷり入っているため、地元では一番人気の商品だ。また、工場併設の「あづみの菓遊庭」では、毎週火曜日に「できたてどら焼」を限定販売。信州産のりんごジャムを入れた季節商品「りんごどらやき」は、観光客にも好評だ。今後は焼印装置を活用し、より松本土産として喜ばれる商品へのリニューアルを検討している。
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主力商品「どらやき」を生産する全自動どら焼機
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あんこをたっぷり入れている
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8列の幅の広い銅板で大きい皮をふっくら焼きあげる
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本店の「kissa千豆」で提供している「溶かしバターどらやき」。 男性客に人気。季節により苺ソースをかける「どらやき 苺ソース」もある
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