【安全稼動のヒント・豆知識編 6】直焼き焼成機:焼き板の汚れと洗浄方法

※掲載内容は2001年5月現在の情報です。現在とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

【直焼き焼成機】焼き板の汚れと洗浄方法

良質な製品(色・艶・食感)を安定して生産するには、焼き板を常に良好な状態に保つことが必要です。

なぜカーボンが付くか
焼き板に塗布された油が高温で加熱されることにより焼付き、カーボン化する

洗浄サイクルを長くするために
昼休み等長時間生産を止める場合は、焼き板が熱いうちに表面の油を乾いた布で拭き取ってください

銅板は定期的に洗浄する必要があります
油を塗り高温で使用する銅板はカーボンが付きやすいもの。稼動時間、使用する油により異なりますが、150時間(1日8時間稼動で3週間程度)が目安となります。

銅板洗浄後は必ず焼き込みを行ってください

洗浄・焼き込みの方法

重曹を使った洗浄方法

【メリット】一度で大量洗浄できる

  1. 銅板をはずす
  2. 水槽もしくは銅板が入る容器に水を入れる
  3. 水に対し1.5%の重曹を入れた溶液で銅板を煮沸する(汚れ具合によるが最低3~4時間程度)
    ※重曹は重炭酸ソーダ99%以上のものをご使用ください。
  4. 銅板を取り出し、付着した重曹や汚れを洗い流し銅板を乾拭きする
  5. 銅板を機械に取り付ける

銅板専用洗浄剤を使った洗浄方法

アルカリ性強力洗浄剤「ドラクリーン」はピュアソン社と共同開発した、どら焼焼成用銅板専用の洗浄剤です。

洗浄・焼き込みの方法

  1. 焼き込み温度は200~210℃くらいで、3~4時間焼き込む
  2. 焼き込みを終えたら温度を180℃くらいに下げ、銅板油を1周ウエス等で塗る
  3. 塗り終えたら乾拭きをして余分な油を取り除く
  4. 火を消し、銅板を100℃くらいになるまで冷ましてから機械を止める

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