【製造現場の基礎知識 18】電気:主な電気部品の役割と働きについて

※掲載内容は2003年8月現在の情報です。現在とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

電気・・・主な電気部品の役割と働きについて

あらゆる食品機械を見ると、ベルトが一定の停止やスタートをする、充填部分にきちんと停止する、といったように、細かく正確な動きを制御させる必要があります。このような動作をさせるために、サーボモーターやサーボアンプが使用されています。

サーボモーターと汎用モーター

汎用モーターは一定の回転を保っていますが、電圧の変動などにより厳密には多少の変動を生じています。また頻繁なON/OFFや正転・逆転など、細かい切り替えには向いていません。一般的にはある程度一定の動きをするものに用いられています。
サーボモーターの場合、回転速度(スピード)や回転角度(軸の回転角度によりミリ単位の動きが調節できる)を高精度に制御することができ、広範囲な正転・逆転、可変速制御(高精度なスピード切換えや運転・停止)、位置決め制御が可能で、「精度を要求される動き」が必要な場合に適したモーターであるといえます。例えば工業用ロボット等が細かで正確な動きをできるのも、サーボモーターを使用しているからです。
当社機の場合においても、ベルト駆動・上下駆動・充填駆動・テーブル駆動等に用いられ、正確な位置がコントロールされます。

このように制御されている

取り扱いについて

  • サーボモーターやサーボアンプは、精密な電気部品ですから、水・熱・ホコリ・小さな虫などは故障の原因となります。ホコリなどがかぶらないよう定期的な掃除や、機械の洗浄時などに水をかけないよう注意が必要です。
  • サーボモーターやサーボアンプは一般的に故障が起きた場合、交換となります。故障前の予兆が分かりにくいので、予備のモーターやアンプをお手元に置いていただくことで、生産に支障を来さない対処が望めます(メーカーの在庫状況によって日数を要する場合があります)。
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