第5回 原料受入室、一時保管室、開梱室、原料・包材倉庫

※掲載内容は2007年5月現在の情報です

第5回 原料受入室、一時保管室、開梱室、原料・包材倉庫

原料や包装資材はすべて原料受入室から搬入されます。

株式会社マスダック東京ばな奈ファクトリーの食品工場では交差汚染防止のため、受入れ後の取り扱いエリアを完全に分離しています。

■原料受入室・一時保管室

業者から納品される原料や資材を受け取って検品し、それぞれの保管場所へ移すまで一時的に保管する部屋。

  • 搬入時は車両荷台の開口部と搬入口を密着させ、外気の流入を防ぐ。
  • 受入室を設け、搬入口を開ける際には受入室と一時保管室を仕切るシャッターを閉め、外気の工場内への直接の流入を防ぐ。(同時に二つのシャッターが開かないよう制御している。また搬入口にはビニールカーテンも設置している)

    原料受入室
  • 受入室、一時保管室それぞれに捕虫灯を設置。(受入室の照明は虫を寄せ付けないよう黄色蛍光灯を使用)

    黄色蛍光灯
  • 床は掃除しやすいよう平滑で衝撃に強い材質を選定している。
  • 受入れ時には、破袋や汚れがないか、原料の温度は適正かなど検品し、不適格なものは受け取らずに返品する。
  • 荷物はすべて台車やパレットに載せて保管する。(床へ直置きしない)
  • 受け入れた品物には管理用のラベルを発行・貼付する。
  • 汚染区域で扱う資材(化粧箱やダンボール箱)と準清潔作業区域で使用する原料や製品に直に接する包装資材は分別する。
  • 温度管理が必要な原料(クリーム、卵、バター等)は受入れ後速やかに所定の冷蔵庫等へ保管する。

開梱室・パスルーム

汚染源となりやすいダンボール類の梱包を解き、原料や資材を専用のケースに移す部屋。

  • ダンボール箱を開梱し、アルコール噴霧した専用のプラスチックケースに移し、管理用のラベルを貼付する。(原材料別にケースを色分けしている)

    開梱作業
  • プラスチックケースに入れ替えられた原材料はケースごとパスルームを通してから(準)清潔作業区域に持ち込む。

    パスルーム
  • 砂糖や粉はケースへの移し変えができないので、袋ごとパスルームに入れ、外装の粉塵を掃除機で除いてから工場内に入れる。

    外装の粉塵を取り除く掃除機
  • クリームはステンレス材のコンテナで管理している。

    クリーム用のコンテナ

原料倉庫・包材倉庫

  • 原料倉庫は原料ごとに置く場所を決めている。すべて台車かパレットに乗せた状態で、壁から所定の距離を離して保管している。(床へ直置きせず、壁にぴったり付けない)

    原料倉庫内
  • 原料は次に使用する室側(仕込み室・計量室)から先に入荷されたもの順に、原料を整列させて保管。使用するときは管理用ラベルも確認する。

    原料倉庫内の粉・砂糖袋
  • 在庫は通常1.5日分程度の原料を保管している。

    管理用ラベル
  • 粉に付きやすいメイガ用のフェロモントラップを設置している。

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