ユニット式充填成型機「システムデポリー エボリューション2」

お菓子に合わせて組み合わせ自在のユニット式充填成型機

システムデポリー エボリューションIIは、お菓子づくりに合わせた最適な生産システムが構築できるユニット式の充填成型機です。
単体の充填ユニットではさまざまな種類のお菓子の生地絞りやクリーム絞りに対応。ヒートプレスやカップ供給、トッピングなど各種ユニットとの組み合わせによって、オリジナルのシステムが構築でき、お菓子づくりの幅が広がります。

充填ユニットは、それ自体単体で使用できるほか、他の「ヒートプレスユニット」「カップディスペンサーユニット」「天板供給ユニット」「粉糖振りユニット」「トッピングユニット」等と共に組み合わせて使用できます。新商品生産や仕様変更に合わせて、ユニットの増設や組み替えができるのが特長。はじめは1ユニットだけを導入し、初期投資を抑える。その後目的に合わせてご希望のユニットを段階的にシステムアップする、といった使い方ができます。最大5ユニットまで組み合わせられますので、お菓子づくりの幅が広がります。

精度よく生地をスピーディーに絞ります

生産能力は連続で1800回転/時。高品質な製品を効率良く生産できます。

電子カム採用で設定・変更・微調整がとても簡単です

天板用充填機の生地を絞る一連の動作は、下図1~4の動きが複合しています。
システムデポリー エボリューションIIは、これらの動きの条件をひとつ変えた場合、電子カムによって、能力(充填動作の1回転にかかる時間)を変えずに、他の動作の設定が自動演算されるので、設定変更や生産中の微調整がとても簡単になりました。

大きく、見やすく、操作しやすいタッチパネル

液晶タッチパネルにより操作はとても簡単。基本的な操作、微調整は運転画面だけでできます。
40種類の充填条件が記憶できます。
一度設定すれば天板をコンベヤに乗せるだけでご設定通りの充填が自動的に行われます。

リスクアセスメントを実施、安全性を追求しました

生産現場での人的リスク、食品への異物混入や衛生に対するリスク回避の側面から、徹底したリスクアセスメントを行い、かつてない先進の安全性を備えました。

人的リスク回避のために

  • 安全カバー(インターロック付き)
  • ホッパー内安全ガード付き
  • 掃除しやすいシンプル構造

異物混入・衛生に関するリスク回避のために

  • 防水仕様により、本体内部への水、塵、虫の入り込みを防止
  • 搬送ベルトより上にボルトを極力使用しない。(または脱落防止措置をする)
  • 機械下を床面から300ミリ上げ、掃除しやすい
  • コンベヤベルトが簡単にはずせて掃除できる

商品に最適な生産ラインが組めます

サーマルメディアオーブンや蒸し機とのライン化がしやすいので、つくりたいお菓子や用途に合せた最適な生産ラインが構築できます。

単体用途例

写真はほんの一例です。他にも液状生地絞りやシューパフへのインジェクション等、幅広い用途にお使いいただけます。

シュー/ブッセ

フィナンシェ/マドレーヌ

ロールケーキ/ショートケーキ

絞りクッキー/回転クッキー

シフォンケーキ

デコ台/チーズケーキ

シャルロット/エクレア

ワイヤーカットクッキー

組み合わせ用途例

カップケーキの生産に

カップディスペンサーユニットを組み込むことで、マフィンカップやグラシンカップ、アルミカップなどの供給が自動で行なえる生産システムです。

タルトレットの生産に

ヒートプレスユニットにより、手作業では困難なタルト台の成型が容易に行なえる生産システムです。

プリンやカップケーキの仕上げなどに

プリンやムース、ゼリー、スポンジの仕上げなどの合理化が行なえる生産システムです。

充填まんじゅうや重ね絞りに

かるかんまんじゅうや水まんじゅうなどの充填まんじゅうや、ムースなどの2層、3層の重ね絞り商品の合理化が行なえる生産システムです。

3タイプの充填機構 ~お菓子の美味しさを守る、生地へのさやしさ~

お菓子の生地は、かたさや粘性などの状態がさまざまです。生地にダメージを与えずに絞るには、それぞれの生地の物性や特性に合った充填機構が必要です。システムデポリー エボリューションIIは、生地の特性に応じた3タイプの充填機構を用意しています。
※「外回りローター式」と「3本ローラー式」は充填部の交換により、兼用できます。

外回りローター式

口金の交換だけで列数の変更が可能。スポンジ系生地の多品種生産に適しています。

外回りローター式充填機は、ローターの溝に入った生地をそのままノズル部に送り込むので、生地に余計な圧力を加えずに充填することができます。

3本ローラー式

3本のローラーが段階的に生地をかき込むので、従来の2本ローラー式に比較し、かき込み力が強く、生地にストレスを与えません。クッキー系生地に適しています。

クッキー生地を定量分割する充填機構は、一対の溝付きローラーで生地をかきこむ方式が多くみられます。
この2本ローラー式充填機では、ローラー径の大小により図Aのようにメリットとデメリットがあります。
3本ローラー式充填機構は、それらの課題を解決した新しいクッキー用の充填機です。

ピストン式

スポンジ系生地の他、液状生地やインジェクションにも適しています。充填精度抜群です。

生地にかかるストレスも少なく、充填精度が最も優れた充填機構です。
液状生地の充填や、圧力をかけるインジェクションにも優れています。

種類豊富な口金 – 口金を簡単に交換でき、絞り方いろいろ

口金部の交換で、丸絞り、平絞り、回転絞りなどのいろいろな絞りや、絞り列数が変更できます。種類は豊富で、交換はとても簡単です。

マスダックの豊富な口金

オプション

粉糖振り装置

特長

  1. ブッセやダックワーズなどは製品により粉糖を振りかける量が異なります。バイブレーター式の本装置は、バイブレーターの強弱と時間の設定により、振りかける量目の調整が容易です。
  2. プレートの交換で、列数やサイズの異なるいろいろなお菓子に対応できます。
  3. 既存充填機のコンベヤに取り付けることができるコンパクトタイプです。

アーモンドトッピング装置

特長

  1. プレートの溝の容積でトッピング量を調整するので、量目が安定します。
  2. プレートを交換し、溝の形状や容積を変えることで列数やサイズの異なる製品に対応できます。
  3. 既存充填機のコンベヤに取り付けることができるコンパクトタイプです。

※本装置は容積でトッピング量を決定するため、コンカッセ状(顆粒状に砕かれた状態)のナッツやドライフルーツチップ、粉チーズ等に適したトッピング装置です。

機械仕様

充填ユニット外回りローター式充填ユニット3本ローラー式充填ユニットピストン式充填ユニット
機械寸法
(幅×長さ×高さ)
1,241mm × 1,297mm × 1,507mm
安全カバー開時 1,946mm × 1,297mm × 1,507mm
機械重量約320kg(仕様により異なります)
ホッパー容量50リットル20リットル50リットル
充填範囲5c.c.~5c.c.~35c.c.~95c.c.
(φ50ピストンの場合)
電気容量3相 200V 3.0kW3相 200V 3.5kW3相 200V 3.0kW
エア使用量150リットル/分(0.5MPa)150リットル/分(0.5MPa)150リットル/分(0.5MPa)
対応天板サイズ 6取り天板(最大450mm幅)
タルト生産システムの場合は420mm×550mmに限定
操作パネル液晶タッチパネル
データ記憶40種類の製品データを記憶可能
天板搬出方向進行方向または投入方向へのリターン(2連以上は進行方向に限る)
外装 [SUS製] 本体部、コンベヤ部、ホッパー
[ウレタン製] 搬送ベルト
[アルミ製] 一部
オプション回転口金装置、ワイヤーカット装置(エアシリンダー方式)、温水ユニコン、洗浄台車、他回転口金装置、ワイヤーカット装置(エアシリンダー方式)、温水ユニコン、洗浄台車、他回転口金装置、ワイヤーカット装置(エアシリンダー方式)、温水ユニコン、洗浄台車、補助ローラー装置(サーボ駆動)、ピストンスリーブ、他