技術・サービス情報 ~製造現場の「必須!基礎知識編」編~

※掲載内容は2002年12月現在の情報です。現在とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

遠赤外線・・・遠赤外線とはどんなものか

遠赤外線は電磁波です。電磁波にはその波長の違いによってX線・紫外線・可視光線・赤外線・マイクロ波・ラジオ波・・・と、いくつかのグループに分けられ、それらはラジオやテレビ、光、暖房器具、医療機器など身の回りで多く利用されています。

遠赤外線の効果

電磁波は電気が動くことで磁波が強くなったり弱くなったりしたり、電気の波(光)粒子が飛び出して振動しながらランダムに飛び交う現象があり、赤外線もこういった性質を持っていると考えられています。赤外線はある波長の範囲の電磁波であって、またその中で波長により近赤外線・中赤外線・遠赤外線と区分されます。

遠赤外線は、安全で対象物の分子内部に吸収され、表面だけでなく内部から大変効率良い加熱ができることから、暖房・身体への温熱効果・食品加熱等、様々な方面で活用されています。

 

【MEMO】赤外線は温度を持つすべての物体から放射されているといわれ、別名「輻射熱」とも呼ばれている

食品加熱と遠赤外線

遠赤外線は赤外線のうち4~1,000μの波長域を指します(産業分野では主に中赤外線を含む2.5~25μの波長域が利用されています)。

この波長域は食品を構成している分子の振動数(基準)と合うため、食品はこの電磁波を分子内まで吸収することにより、分子に収縮・振動・回転運動などを起こさせ、自己発熱させることができます。逆に分子の振動数と合わない電磁波を当てても、反射したり通過してしまったりと遠赤外線の効果は得られません。

遠赤外線を用いた加熱の特長としては加熱が均一であること、焦げずに内部までよく熱が通ることなどが挙げられます。例えるならば、石焼イモの石や、炭火焼の炭は発生する遠赤外線が食品をおいしく焼いている代表例と言えます。

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